寺尾さんの原爆ドーム
2017/11/05
今日は一か月以上ぶりにガイドをしました。晴れてて暑かった。
午前中はロシア人の男性2人組をガイド。
とってもかっこよかったです。笑
「ロシアは核兵器を持っている国だけど、どう思いますか?」と聞いたら
「核兵器はとても恐ろしいものだから使うべきではないと思う。ロシアが核兵器の数を減らしてきたのは良いことだよね」と答えてくれました。
もっと深い議論がしたいけど、語彙力と知識が足りないので難しいです。勉強しよう
午後はブラジルから来た男性をガイドしました。
「爆心地はどこにありますか?」と話かけて下さったので、案内しました。
短い時間だったけどお話が出来てよかったです。
今日一番嬉しかったのは、ずっとお会いしたかった被爆者の寺尾さんに会えたこと。
寺尾さんは私が所属しているボランティアガイドグループのメンバーで、体調がいい時にいらっしゃいます。
今日初めてお会いできました。嬉しかった!
寺尾さんがステンドグラスでつくった原爆ドーム。とても精巧につくられていてすごかったです。
私に ご自身の被爆体験や、原爆に関する考えをまとめた資料を見せてくださいました。被爆した時は4歳だったそうですが、とても詳しく当時の状況が書いてありました。
寺尾さんは原爆ドームをとても大切にしています。
戦争でお父さんを、原爆の放射能の病気でお母さんを失った彼は、原爆ドームが両親の姿と重なるんだといいます。辛い時、嬉しいことがあった時は 度々心の支えであるドームを訪れたそうです。
寺尾さんが原爆ドームをすごく大切にしているということが分かって、ここは本当に特別な場所なんだなと改めて思いました。
原爆ドームは世界遺産だし、たくさんの人が訪れる観光地だけど、中にはドームの前でふざけて変顔をしたり、ジャンプして写真を撮ったりする人もいるそうです。
別に悪いことではないけれど、寺尾さんが見たらどう思うだろう。
原爆ドームや、平和公園はただ楽しむだけの観光地ではなくて、もっともっと特別で大切な場所なのかなと思います。私も大切にしていきたいです。
寺尾さんだけではなくて、原爆ドーム・平和公園に強い思いを持つ被爆者の方はたくさんいます。彼らがいなくなってしまった時、きちんとその大切さを風化させずにいられるか?
私たちのような若者が、ちゃんと思いを受け継がなくてはいけないと思います。今のうちにしっかりお話を聞いておかないと。
今日はたくさんの人に話しかけれることが出来て、ちょっとは積極的になれました。
色んな事を感じられた、いい一日でした。行ってよかった。
最後に、
FIGユースチーム集合。
爽やかでお綺麗です。
ボランティアガイド 興味がある人はぜひ!
できることから一歩ずつ