自己紹介
はじめまして。
平和公園で原爆のことについてガイドをしています。
広島の大学生(18歳) みずきです。
↑ photo by 三登さん
ボランティアガイドグループの "FIG" (Free and Informative Guide) に今年の5月から所属していて、休日などの時間があるときに活動しています。
英語が大好きなので、外国人の方にもガイドをしています。
今回は私がガイドをはじめた きっかけについてお話しします。
私は、広島生まれ広島育ち、小さい頃から学校で平和教育を受けてきました。
おじいちゃんは被爆者です。
でも、元々は原爆や戦争のことに全く興味がなくて、正直、
「8月6日の登校日 面倒くさいな」
「原爆のことはもうやりたくない」
と思ったことがあります。
高校生になって、英会話の先生に誘われて原爆・平和関係のイベントや活動に参加するようになりました。
はじめは、全く原爆のことに関心が無かったのですが、活動をしていく中で自然と興味を持つようになりました。
ある日 その英会話の先生に言われたこと、
「今まで被爆者の人たちは、命がけで私たちのために平和を守ってきたんだよ。でも、私たちが ちゃんと引き継がなかったら、彼らの努力が無駄になってしまう」
この言葉を聞いて、はっとしました。
そっか、私たち若者が 本気で平和について考えて 行動していかないと、
もっともっと多くの人が過去に何があったのか知っていかないと、
また同じような悲劇が起きる。
私も何かしなくちゃ。
そう強く思い、危機感や使命感のようなものを感じました。
私の「平和のために何かしたいスイッチ」が入った瞬間でした。
高校2年生の夏、
学校で『高校生 英語でガイド』というチラシを見つけて、友達と一緒に参加しました。
ここでは、平和公園の碑めぐりの時に使える英語を教えてもらいました。
そして、このイベントに参加したのがきっかけで、自分たちで 自主的にガイドをするようになりました。
"Peace Park Guide Tour" と書いた紙をもって、声をかけてくれた人にガイドをしました。いろんな国の人と触れ合うことができました。
知識も少なく、相手の質問に上手く答えられなかったり、英語で自分の考えを伝えるのが難しかったけど、とにかく すっごく楽しかったです!!
高校卒業後、
一緒にガイドをしていた友達が東京に行ってしまったので、その子とガイドをするのは難しくなりました。
それでも、大学生になったら何かしたいなと思っていました。
そんな時、ある原爆についての勉強会で FIGのメンバーである 村上さんにお会いしました。
→http://ameblo.jp/masa7891011/
村上さんは24歳で、毎日平和公園でガイドをされています。
ネットで彼の記事を読んで感動しました。
なんじゃこの人!!!
若いのに自分の考えをしっかり持ってて、かっこいい!!!!!!!
こんな若者になりたい!!!
と思いました。
その後、
「私もガイドを一緒にやりたいです」
と伝えて、ガイドグループ FIGに入れてもらうことになりました。
大学生になってもガイドを続けることができて嬉しいです(^^)
私は まだまだ勉強不足で、知らないことがたくさんあります。
だけど、自分が行動することで 少しでも多くの人が、原爆や平和について興味を持つようになったらなと思います。
これから頑張っていこう!
できることから一歩ずつ。